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<title>酒、賭博、恋、本、音楽、自然、子ども、他に何があるって言うんだ、KENKAMAN？（検索用：入道）</title>
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<description>マンガと人生が好きだ。</description>
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<title>多摩蘭坂</title> 
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/おれがおれになるために必要だったかはわからない、が /
/今おれがおれでいるのは、清志郎がいたからだ。 /
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/俺という人間の根本は、さみしい、心だった。 /
/とにかく、おれがおれであろうとすることが、 /
/まわりの人間を遠ざけ、自分をまわりから遠ざけ、 /
/強さと弱さの真ん中で、ひとりだった。 /
/そのさみしさは貪欲で、まわりにたくさんのやさしい人たち、 /
/笑顔や、本気があるのに、すぐに僕をひとりにさせた。 /
/ひとりはそれほど怖くなかった。 /
/でも、さみしかった。 /
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/98年、僕は大学に入った。 /
/東京、あの長い坂を登る途中の６畳間。 /
/初めてのひとりでの生活。 /
/ひとりの知り合いもいない町。 /
/古本屋のワゴンセール、「GLAD ALL OVER」 /
/980円、安いから買った３枚組のライブアルバム /
/初めて知ったしゃがれ声、忌野清志郎。 /
//
//
/高校の頃、ロックンロールを俺の心に刺したのは、ストーンズだった。 /
/そしてボブ・ディラン、ビートルズ、ピストルズ…最高だった。 /
/でも、清志郎は、おれと同じ言葉で、ロックンロールっていう生き方、 /
/おれの生活と地続きだ って歌ってた。 /
//
//
/会ったこともない、遠くにいる清志郎が、 /
/おれのことをわかってくれていた。 /
/おまえの考えてることって、こうだろう？ /
/感じてることってこうだろう？ /
/おれはまるで併走してるみたいで、 /
/一緒に歌ってるみたいで、 /
/何度も、何度も聴いて、歌って、 /
//
/おれはさみしくなくなった。 /
//
/いつも清志郎と、共にいたんだ。 /
/それは憧れよりも強く、共に /
/爆発的な感傷、痛むほどの叙情、溶けるような激情、 /
/斜に構えてるのに、力強く、新しいけど、懐かしいほど、 /
/それは切ない、ああ、おれと直結していた。 /
/メロディもリズムもおれの記憶と今とこれからに繋がって、 /
/トランジスタラジオ、高校の屋上、 /
/大好きなあの子、爆発寸前の俺、 /
/そしておれはすっかりこわくなくなったんだ。 /
/人を愛すること、怒ること、 /
/バカにバカって言ってやること、 /
/殴ること、酔っぱらうこと、 /
/キスをすること、手をつなぐこと、 /
/優しくすること、損すること、 /
/賭けること、泣くこと、 /
/闘うこと、苦しむこと、 /
/認めること、許すこと、 /
/そうだよ、生きること。 /
//
//
/一度も涙は出てこない。 /
/不思議だけど、なんとなくわかるよ。 /
/もう、おれは、大丈夫ってことだろう？ /
/清志郎、大好きだよ。 /
/もっと歌を聴きたかったよ。 /
/もっと歌って欲しかったよ。 /
/もっと一緒に踊りたかった。 /
/大好きだよ。 /
/でも、清志郎、おれはもう、大丈夫。 /
/もうさみしくないんだ。 /
/おれはきちんと生きていけるよ。 /
/ありがとう。 /
//
/大好きだよ。 /
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//
/清志郎は、ジョンの歌を借りて歌った、 /
/天国はない、ただ空があるだけ、と。 /
/一度きり。 /
/それを、だから、ずっと、きちんと、自分だったよな。 /
/おれも、そうするよ。 /
/みんながそうすりゃいい、って歌ってくれたよな。 /
/おれが、おれとして、生きていくよ。 /
/一度きり、ずっと。 /
//
//
/ありがとう。清志郎。 /
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//
/大好きだよ。 /
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おれがおれになるために必要だったかはわからない、が <br />
今おれがおれでいるのは、清志郎がいたからだ。 <br />
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俺という人間の根本は、さみしい、心だった。 <br />
とにかく、おれがおれであろうとすることが、 <br />
まわりの人間を遠ざけ、自分をまわりから遠ざけ、 <br />
強さと弱さの真ん中で、ひとりだった。 <br />
そのさみしさは貪欲で、まわりにたくさんのやさしい人たち、 <br />
笑顔や、本気があるのに、すぐに僕をひとりにさせた。 <br />
ひとりはそれほど怖くなかった。 <br />
でも、さみしかった。 <br />
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98年、僕は大学に入った。 <br />
東京、あの長い坂を登る途中の６畳間。 <br />
初めてのひとりでの生活。 <br />
ひとりの知り合いもいない町。 <br />
古本屋のワゴンセール、「GLAD ALL OVER」 <br />
980円、安いから買った３枚組のライブアルバム <br />
初めて知ったしゃがれ声、忌野清志郎。 <br />
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高校の頃、ロックンロールを俺の心に刺したのは、ストーンズだった。 <br />
そしてボブ・ディラン、ビートルズ、ピストルズ…最高だった。 <br />
でも、清志郎は、おれと同じ言葉で、ロックンロールっていう生き方、 <br />
おれの生活と地続きだ って歌ってた。 <br />
<br />
<br />
会ったこともない、遠くにいる清志郎が、 <br />
おれのことをわかってくれていた。 <br />
おまえの考えてることって、こうだろう？ <br />
感じてることってこうだろう？ <br />
おれはまるで併走してるみたいで、 <br />
一緒に歌ってるみたいで、 <br />
何度も、何度も聴いて、歌って、 <br />
<br />
おれはさみしくなくなった。 <br />
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いつも清志郎と、共にいたんだ。 <br />
それは憧れよりも強く、共に <br />
爆発的な感傷、痛むほどの叙情、溶けるような激情、 <br />
斜に構えてるのに、力強く、新しいけど、懐かしいほど、 <br />
それは切ない、ああ、おれと直結していた。 <br />
メロディもリズムもおれの記憶と今とこれからに繋がって、 <br />
トランジスタラジオ、高校の屋上、 <br />
大好きなあの子、爆発寸前の俺、 <br />
そしておれはすっかりこわくなくなったんだ。 <br />
人を愛すること、怒ること、 <br />
バカにバカって言ってやること、 <br />
殴ること、酔っぱらうこと、 <br />
キスをすること、手をつなぐこと、 <br />
優しくすること、損すること、 <br />
賭けること、泣くこと、 <br />
闘うこと、苦しむこと、 <br />
認めること、許すこと、 <br />
そうだよ、生きること。 <br />
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一度も涙は出てこない。 <br />
不思議だけど、なんとなくわかるよ。 <br />
もう、おれは、大丈夫ってことだろう？ <br />
清志郎、大好きだよ。 <br />
もっと歌を聴きたかったよ。 <br />
もっと歌って欲しかったよ。 <br />
もっと一緒に踊りたかった。 <br />
大好きだよ。 <br />
でも、清志郎、おれはもう、大丈夫。 <br />
もうさみしくないんだ。 <br />
おれはきちんと生きていけるよ。 <br />
ありがとう。 <br />
<br />
大好きだよ。 <br />
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清志郎は、ジョンの歌を借りて歌った、 <br />
天国はない、ただ空があるだけ、と。 <br />
一度きり。 <br />
それを、だから、ずっと、きちんと、自分だったよな。 <br />
おれも、そうするよ。 <br />
みんながそうすりゃいい、って歌ってくれたよな。 <br />
おれが、おれとして、生きていくよ。 <br />
一度きり、ずっと。 <br />
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ありがとう。清志郎。 <br />
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<dc:date>2009-05-08T00:34:19+09:00</dc:date> 
<dc:creator>KENKAMAN</dc:creator> 
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