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<title>鑑賞日記</title>
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<description>舞台、ときどき映画、美術展、テレビ、ライブの感想です。</description>
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<title>宮本亜門演出『グレイ・ガーデンズ』</title> 
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<description>シアタークリエ/
/13：30開演　16列目下手/
//
/おととしブロードウェイで見てたら隣に亜門がやってきてうっかり一緒に見てしまった作品の日本版をその亜門が演出するというので当然行きました。/
//
/ジャクリーン・ケネディというアメリカのアイコン的人物の叔母とその娘の没落を描いた実話であり、アメリカでカルト的な人気を博したドキュメンタリーを基にしたミュージカルであるので、アメリカでやらなければ意味のない作品だと、アメリカ版を見る前から分かっていたし、実際見てもその印象が変わることはなかったのは、亜門が隣だあーって舞い上がってたせいだけでもないだろう、というのがアメリカ版を見たときの結論。/
//
/だから同じものを見て、それを日本でやるって決めた亜門に大変興味を持ったわけですが、いやあやるね、亜門さん。大筋は変えずに、母と娘の情という普遍的な部分をうまーく抽出していらっしゃる。そのあとのトークショーで本人もそこに気を付けたと言っていたけど実際、アメリカで見たときには感じなかった娘の母に対するアンビバレントな思いが見えたとき、私でさえちょっと感情移入した。それは娘役を彩乃かなみちゃんがやってる１幕の出来事で、客席には、１幕では母親役をやり２幕では娘役となる大竹しのぶと、２幕に母親役として出てくる草笛光子という2人の女優、その世代の人たちが多く、その人たちにとってはもっといろいろ共感できる部分がある舞台だっただろうと思う。/
//
/大竹しのぶと草笛光子の演技は、ともにトニー賞を受賞したアメリカ版の2人同様とても見応えがあったし、全体に上質な舞台な日本版でしたが、それでもやっぱり、2幕から何を受け取っていいかはよくわかんないなー。アメリカで見たときは、アメリカ人が好きな、どうしようもない系の終わり方だと思った。2人の愛憎が見えた今回は、そこまでどうしようもない終わり方ではないことはわかって、なんとなく感動することもできたんだけど、うーん。ゴミ屋敷になったグレイ・ガーデンを出られない母と娘。明らかな幸せとか明らかな不幸せで終われないのは実話だから当然なんだけど、『ジプシー』とかもそうだけどたぶん私、実話ものと相性が悪いのだと思います、明らかなハッピーエンドを望むわけではまったくないけれど、なんらかの作者の意図が見えたいという意味で。/
//
/なんて、2幕もちゃんと見れてたらまた違った感想になってたかもしれないけどね。もうほんと、週6で働いてると休みの日の舞台で起きていられない。すごくすごく見たいのに、集中するほどに目が裏返る。ほんと死にたいって、また思った観劇体験でした。/
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13：30開演　16列目下手<br />
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おととしブロードウェイで見てたら隣に亜門がやってきてうっかり一緒に見てしまった作品の日本版をその亜門が演出するというので当然行きました。<br />
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ジャクリーン・ケネディというアメリカのアイコン的人物の叔母とその娘の没落を描いた実話であり、アメリカでカルト的な人気を博したドキュメンタリーを基にしたミュージカルであるので、アメリカでやらなければ意味のない作品だと、アメリカ版を見る前から分かっていたし、実際見てもその印象が変わることはなかったのは、亜門が隣だあーって舞い上がってたせいだけでもないだろう、というのがアメリカ版を見たときの結論。<br />
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だから同じものを見て、それを日本でやるって決めた亜門に大変興味を持ったわけですが、いやあやるね、亜門さん。大筋は変えずに、母と娘の情という普遍的な部分をうまーく抽出していらっしゃる。そのあとのトークショーで本人もそこに気を付けたと言っていたけど実際、アメリカで見たときには感じなかった娘の母に対するアンビバレントな思いが見えたとき、私でさえちょっと感情移入した。それは娘役を彩乃かなみちゃんがやってる１幕の出来事で、客席には、１幕では母親役をやり２幕では娘役となる大竹しのぶと、２幕に母親役として出てくる草笛光子という2人の女優、その世代の人たちが多く、その人たちにとってはもっといろいろ共感できる部分がある舞台だっただろうと思う。<br />
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大竹しのぶと草笛光子の演技は、ともにトニー賞を受賞したアメリカ版の2人同様とても見応えがあったし、全体に上質な舞台な日本版でしたが、それでもやっぱり、2幕から何を受け取っていいかはよくわかんないなー。アメリカで見たときは、アメリカ人が好きな、どうしようもない系の終わり方だと思った。2人の愛憎が見えた今回は、そこまでどうしようもない終わり方ではないことはわかって、なんとなく感動することもできたんだけど、うーん。ゴミ屋敷になったグレイ・ガーデンを出られない母と娘。明らかな幸せとか明らかな不幸せで終われないのは実話だから当然なんだけど、『ジプシー』とかもそうだけどたぶん私、実話ものと相性が悪いのだと思います、明らかなハッピーエンドを望むわけではまったくないけれど、なんらかの作者の意図が見えたいという意味で。<br />
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なんて、2幕もちゃんと見れてたらまた違った感想になってたかもしれないけどね。もうほんと、週6で働いてると休みの日の舞台で起きていられない。すごくすごく見たいのに、集中するほどに目が裏返る。ほんと死にたいって、また思った観劇体験でした。<br />
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<dc:subject>東宝ミュージカル</dc:subject> 
<dc:date>2009-11-08T19:49:02+09:00</dc:date> 
<dc:creator>A80</dc:creator> 
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