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■2009年08月14日
『オクシタニア』を読んだ
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佐藤賢一/集英社文庫
十三世紀のフランス南部。豊饒の大地はフランス王家の支配の及ばぬ自主独立の地だった。同時にキリスト教の異端カタリ派の支配する土地であったため、異端撲滅の名目で、フランス軍が侵攻してくる。 迎え撃つ自治都市トロサの民兵隊長エドモンは愛する妻を守るため命がけでこれを撃退するが、妻はカタリ派に出家してしまう。 行く先を見失ったエドモンがすがったのは異端撲滅の急先鋒ドミニコ会だった。
ぜんぜん知らない土地の知らない時代の知らない出来事の話で、しかも前半は章ごとに主人公が入れ替わったりして、なかなか読みにくかった。 後半はだんだん頭の中でお話がつかめてきて楽しめた。 戦争の話と神様の話なんで、重く難しいのだけれども、けっきょくのところ非常に回りくどい恋愛小説ともいえないこともない。 読み応えはあります。 |
PM 03:44:41 |
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