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名前Pecoma
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いつも笑顔のpecomaです。
「人生楽ありゃ楽あるさ」がもっとーです。
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アルパインクライマー目指して奮闘中のpecomaの日記。 指示待ち人間どころか指示されても行動できないダメ人間pecomaの精一杯の生き様を見てください。

スポーツクライミングがつまらなくなった
スポーツクライミングがつまらなくなってしまった。

週末に「エクセレントパワー」(5.13a)の練習をした。
土曜日にシルクロード2便とロッキーロード1便。
日曜日はなんと1便も出さず。
なんというモチベーションの低さ。

シルクロード取り付きのちょこっと上に小岩がある。
そこから、マラ岩の名称の由来がわかる美しいフェースに引かれた一本のラインが見える。
これがエクセレントパワーだ。

このラインを登り、マラ岩頂上に立つ自分を想像するとワクワクドキドキする。
なのに、なぜか熱くなれない。

理由は色々あると思うが、最も大きな理由は「レッドポイントを目指して何回も登るのが馬鹿らしい」と感じたということだ。
トライを重ねるほど、岩を登っている感覚が薄れていき、遂にはただの作業に変化してしまう。
何度も何度もトライして、極限までムーブを洗練させ、クリップ態勢を安定させ、フォールに慣れる。そういう行為が無意味に感じるのだ。
何十回とトライを重ね、クリップ動作も含めて完全に自動化しているクライマーを見ると、なんだか興醒めする。

エクセレントパワーは最高に美しく、登れた時の充実感は半端無いだろう。
でも、僕が登りたいのはこのラインであって、エクセレントパワーという課題では無いんだと思う。人が打ったボルトに対して、そんなに情熱的になれないのだ。

だけど、美しいラインを登り頂上に立ちたい。その為に秋にもう一度トライする。それで登れなければ、登れるぐらい強くなってからまたトライする。
トライが作業にならないように、登る喜びを忘れないように、1便ずつ丁寧に登りたい。





僕が一生かけてできる事
人生は山登りのような物だとよく言うが、いったいどういう意味だろう。

登山は様々な困難を乗り越えて山頂を目指し、そして生きて帰ってくるゲームだ。
人生は登るだけ登ったあげく、山頂が何処にあるのかもわからぬまま時間がくれば自然と死んでしまう。全く登山と人生は似ても似つかない気がするのだが、それでも困難を乗り越えながら上を目指すという行動は確かに似ていない訳では無い。

山に登るように、人生を歩むとすれば、僕はどんなピークをどんなルートから目指すのか。
目指すピークは未踏峰なら素晴らしい。
ずば抜けて高い必要は無いが、氷河からそそり立つ峻峰が良い。
誰に頼るでもなく、黙々とよじ登りたい。
風が吹いても、雷が鳴っても、熱い情熱を滾らせながらじっと耐え、好天の時は、鼻歌でも歌いながら愉快に踊るように登りたい。

今の日本では登山者は良質な医療を受けることはできない。
町では日本人は誰でも超一流の医療を受けられるが、山岳地域での医療はほとんど皆無だ。
遭難者に対する救助は搬送作業であって医療活動では無い。

日本の山はこんなに美しいのに、欧米と比べて日本の登山文化レベルが低い事が残念でならない。

遭難者に対して良質な医療を提供できるよう、法や組織を整備する事。
遭難者を出さないよう、診療所の整備や啓蒙活動を行う事。
登山をスポーツとして日本人全員に認識させる事。

そして最終的には、日本を世界に誇れる登山国家にする事。

朧気ではあるが、僕が目指すピークが見えてきている。



三郎ノ岩道窪で沢登り
今シーズン初の沢登りをしてきました。
ガイドブックをパラパラしてビビっときた沢をチャチャっとやりました。

伝名沢の三郎ノ岩道窪っていう往復4時間の小さな沢だけど、滝の連続で楽しいです。

前日泊まったビジネスホテルにガイドブック残置というワイルドな行動により、より少ない情報の元、オンサイト登攀を楽しめるというおまけつき。
ま、核心は入渓までなんだけどね。
情報が皆無の状態で奇跡の入渓を果たしたが、未だに正しい沢を登れたかどうかは定かではない。

入渓して10分ぐらいは明るい沢をピチャピチャ歩く。
その後は堰堤をいくつか超える。直登は5.15以上だと思うのでしょうがなく巻く。

沢の水量は少なくて心配になるけど、二股は全部右に行くと歩き始めて30分ぐらいで大滝に出ます。
大滝は簡単そうなのに滑ってヤバイのでヒーヒー登ります。
その上は息もつかせぬ連瀑帯でガシガシ登ります。
夢中でシャワークライミングを楽しんでいると、そのうち水が枯れて倒木帯へ。踏み跡をガシガシ辿ると駐車場でした。

夏の登山では沢登りが一番アルパイン的だと思う。
頂上に向けて、自然が示したライン。それを自分の力だけでよじ登る。
沢という特殊な状況に対し、常に様々な判断をしながら登る。

何より、沢はワクワク感が半端無い。
ゴルジュでは見たことも無いような岩の造形に驚くし。
淵には魔物が棲んでいそうでドキドキするし。
滝は緊張感のあるクライミングにアドレナリン全開だし。
そんな登攀を終えて、平和な河原で焚火なんかしながら釣った魚で乾杯したらそりゃあもう幸せだろうな。

さあ、剣沢大滝目指しておらっちガンバ!


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