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| ● ソウルメイトのキミ |
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その写真の中は確かに美しかったけれど、不思議と涙は出てこなかった。少し前ならあたしの失った世界などと言って自分からお涙頂戴だったかもしれない クリスマス休暇を過ごして、ロードトリップに出てそこからマンハッタンでの仕事。 文字にすると容易に泣けそうな程、そう、それはまるで望んだ世界。
ただ、写真の人たちの中に漂う世界観はまるであたしのそれとは違った。
違って当たり前だ、キミと同じものが二人とこの世に存在してたまるものか。 世界で一番大切なキミよ、ズバリあたしは今野心に燃えている。 ずっと使おうと決めていた引退という言葉を確かに口にしたけれど、どちらかというと飛び出したいのだ。何度も何度もキミがそうして見せてきてくれたようにね。
遊び慣れた大好きなバーで大昔に大好きだったタンカレーを調子に乗って飲んでいた所で、悪友達の存在も、その昔のタンカレー列伝もでてきはしない。 大好きな香りだ、というだけのことになっている。 あたしはあたしとして快適に大好きなカウンターで自分たちだけのために愉快に笑っている。
不必要なものを周囲に並べまくるのをだいぶ止めた。清々しい。誰をどんなに捨てたり削ったり虐めたりしたところで、キミの優位さは何も変わらない。 現実にニコリとする。
一番に伝えたのは悪魔のキミ。反対意見だけれど、言うことはきかない。 命のと影がつきまとう親友には事後報告。 キミはきっと応援してくれて褒めてくれて案じてくれるでしょう。 キミに言ったことは全て現実化している。 ルーツを見に行くかもしれない話はまだしていない。こうなることがわかっていたのかもね。次なる目下最大の自由を手にいれるために飛び出すことの方が先になるかもしれない。 あたしたちはもっともっとまだまだ当分先までずーーーーーーーーっと自由でワガママでわんぱくで巨大なエネルギーに満ち溢れていて愉快でなきゃいけない。 そうでしょう。それが快適でしょう。法の改正を祈っているのは焦っていいるからじゃない、環境を自由で満たしておきたいからだ。
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2011/12/22 PM 11:48:07 |
[ソウルメイトのキミ]
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| ● 偽冒険ではないリアル |
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ある意味5年間の総決算。 そうそう、まさに5年前ここにいた。今だってここにいる。
今は何でも自分でできる。
美しいファンシーという言葉そのもののを体言する気に入った店で快適に食事をして、大好きな通りを哀愁も悔しさも持たずに、仕事場の前を通りすぎる。 この街で最もおいしいチョコレート、最高に美しい花、高潔なオーラ漂うギフト。
仕事場はこの5年でわずか1ブロック中央に寄った。
美しい顔は相変わらずあたしの隣で歩いている。 原点でもあり、長きに渡る大好きな遊び場にもライトが点っている。あの頃と反対側からやってくるのが今のあたしだ。
我が物顔のあたしの背中を押すのはまさに盟友のキミ。 全ての原点の人でもある。生き物としての波長は最高に合うね。 完全な友人として思い出話にリアルに花を咲かせる日がくるとは。 西から日が昇ったりしないかと思うほど不思議だ。
シャンパングラスも目の前にある。シャンデリアの位置もかわっていない。
美しい店だ。日付はとっくにかわっている。 ただ、どこをどう切り取っても完璧なる友人そのものだ。 わんぱくだったキミ達と派手な悪戯に興じていたのが嘘のように落ち着きを払っている。
それより極上の見たこともない世界を手に入れている。 キミに家族がいるなど想像もしたかしら。 time is overという話をしたら、キミは新しいchapterだと言う。 そんな盟友のキミの口から悪魔のキミとの未来を提案されるとは。相川わらずクレイジーすぎる。
「あいつのことよろしくね」というわけのわからない言葉を飛ばして迎えの車に乗り込む。
見送られるのが何となく面倒に感じる人に見送られている。 生意気になったものだ。
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2011/11/17 AM 03:07:29 |
[偽冒険]
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| ● これが金曜日 |
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旧友、悪友、親友、盟友、出て来るわ来るわまるで、ジョークみたいにこの5年間の総決算のように。
異常なドライさを持つあたしには、国籍違いの方がバランスを取れる。過去や周囲なんて笑い話でしょう。 同じ国籍達は、想像以上に撃たれて倒れている。
全て好きなものってわけじゃない。 順位も貢献度合いも何でもござれ。 動線なんて知り尽くした店の中でゲームなどしなくても堂々としてられる。
悪魔さえ、耐えきれない世界なのかしら。挙げるも落とすも自在だ。
はっきり言ってもはやつまらないのかもしれない。だからキミは明日の仕事のリスクに負けてあたしは薔薇散る快適なベッドで眠るわけだ。 たいていの非常事態にはキミなしで、対処しているけれど、たまに起こる緊急物件の処理には欠かせない。
思考回路を最も知り尽くした他人。
まとまったブランクがあっても、あからさまに最新情報をもっていて、まさにバカみたいに取り巻きは踊らされている。
真に悪魔がしりたいのなら、何も特別なツールはなくとも、悪魔のキミがどこに立っているかなんてわかる。
ワインクーラーにシャンパンボトルを持つ悪魔、悪魔に蹴りを2発お見舞いするわんぱくな私。 私の手を取る権力溢れる外国人。
やっぱりテレビドラマより日常の方が面白い。
いつまで続くのだ。いつまでも続くのだ。
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2011/11/04 AM 12:35:34 |
[偽冒険]
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| ● 6 |
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もう6年か。ソウルメイトが本国に帰って。
まだあたしは23歳で親友も頻繁に会えるくらい元気で。
失ったことに目を向けてはいけないし、感傷的にはなりたくないけれど。 克服したのか違う次の世界を生きているのか悪夢をずっと見ているのかよくわからない。
仕事は自分のものになったしある程度の経済的自由を手にしている。物欲と肉体コントロールだけでは飽き足らずに感情コントロールにまで着手しだした。 成功体験ホリックだ。 過剰に働いていて休暇に外国に飛び出してバランスをとっているが年中行き先が見えないのはあからさま。
自信に溢れていて緊張しないように他人には映るらしい。 毒魔なのに最近エッジが効いていないような気さえする。
悪魔達と遊びだしてもうすぐ5年。よく5年も持っているなと笑える。こうなると友人という領域になるから気味悪い。 自暴自棄な一瞬の時期の特効薬かと思っていたが、もはやマイライフだ。あたし達は均等に欠陥がある。キズはなめあわないけれど、欠陥具合を見ているとまだ下がいる。などと思っている。 悪魔が脱出した時、重い腰が上がるのかもしれないなどと怠惰な発想をするけれど、キミのスタンスはかわらない。
たぶんもうキズついてなどいない。その証拠に夜遊びをさほど欲していない。不愉快ではないけれど、なくても忙しい。 商売で自己実現をしている方が面白い。 オス化が進行しているのだろうか。商売での成功が最も欲しい。 何だか危険な気がしているので着飾って外出する予でフライデーナイトを差し押さえている。
早々ハロウィンパーティに雪が降ったらしいが、今は一瞬でキミが全然無事なことを確認できる。 夏の洪水ですらキミは写真に夢中であたしは手にとるようにキミの周囲を見ることができる。 海の向こうの遠くのキミをだ。
相変わらず世界で一番迷いなく大切だ。 写真の中のキミはもう爆笑というくらいスマートなままで輝いている。
ハーイ!と声をかけなくては。
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2011/10/31 AM 12:51:09 |
[ソウルメイトのキミ]
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| ● 悪魔 |
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悪魔のキミだけは最悪のあたしを知っていて。 知っていてあたしに手を差し伸べたりする。 それはキミの満足にほかならないのだけれど、あたしを安心させているのも事実だ。
sweet dreams などというとはおかしな時代がきたものだ。 キミもあたしも完全に路頭に迷っているのか。 仕事ではありえない出世をしている。 キミの出世をオンラインで知る時代さえ来ている。
それでもキミは不完全で、あたしも不完全で、不完全を確認して寄り添っていることで、存在を確認したりしている。 あたしが途中で邪魔を入れて茶化すなど今に始まったことではない。 シリアスになってはいけないと知っていてお互いの防衛策だ。
シリアスになるくらいなら、茶化して長期化を望んでいる。 また、必要なときがくるのだ。 永遠に傷などなくならないような気もしているし、永遠にキミは傷あてパッチなのかもしれない。
決っして治ることなどないけれど、はらないより時折痛みを忘れることができる。 あたし達はずるさが決定的に一致している。 そして傷ついている、などと人は言うのだろう。
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2011/10/21 AM 01:36:14 |
[悪魔のキミ]
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