分校でマンツーマンしてる小3のAくんは、国語嫌い。
2学期から、そんな状態を少し打破してやろうと
読書にチカラを注いでいる。
ただ「読め!」と言っても
好きじゃないものを自分から手に取るはずもない。
とりあえず、学校の本から選んではみたものの、
はっきり言ってツマンナイよね〜これじゃ…というやつばっか。
で。
週にいっぺん、私が公立の図書館に行ってAくん好みの本を
探してくるわけ。
好みがよく分からないので、さし当たって長くもなく、
気軽に読めて、喜びそうかな〜と思うやつを
適当に選んでくる。
ついでに、ちょっと長くて、自分では読めなそうな、
でも面白そうな本も、学校での読み聞かせ用に借りてくる。
オイオイ、
そういえば、さんたろうの読み聞かせが
最近とんとごぶさたねぇ・・・(゚ー゚;Aアセアセ最初のうちは、読み聞かせていると
手足がカタカタと動き出す。
あからさまに欠伸が出る。
イスがガタガタ動き始める…
無意識に全身から『つまんない光線』を発射しているAくん。
くそぉ〜
クヤシイ・・・まっとれよぉぉ。そう思いながら、でも表情には出さず、読み続けることしばし。
ようやく最近になって、その物音が収まってきた。
読んでいる私の手を覗き込んで、挿し絵を気にするようになってきた。
物語の展開にあった表情をするようになってきた。
目を見張ったり、苦笑いしたり…
こういうときは
すご〜〜くうれしい。
「勝った!!」って感じ?!
だんだん好みもわかってきて、選書にも力が入ってきたよ。
なんか、私とAくんの「勝負!」みたいね。
「せんせい。これ、おもしろかった!」
と言われたときは、思わず
(おっしゃ〜〜!!)ココロでガッツポーズさ。
後ろの黒板に、
『ボクのBEST3』というコーナーを作ったんだけど、
今現在の彼のベスト3は
1位 「ぼくにはしっぽがあったらしい」 なかがわひろたか
2位 「かわいそうなぞう」 つちやゆきお
3位 「天使のかいかた」 なかがわひろたかだそうな。
Aくんのマイブームは、
なかがわひろたか。
初めて読んだけど、うん。
どれもおもしろい。
「ぼくにはしっぽがあったらしい」
なかがわひろたか/著 理論社